留学前にやっておきたい事:納税対応

 ワーキングホリデーや、語学などを勉強するため、海外へ留学に行く人もたくさんいます。
 しかし、直前の準備が忙しく、役所関係の手続きをほとんど行わずに出発してしまう人も多いようで、帰国後に苦労される方も大勢います。

 

 

 

 特に重要なのが、納税関連の事項についてです。
 通常、海外転出届を役所に提出してしまえば、その翌月からは納税義務が無くなるはずです。そのため、留学中は渡航先での納税に気を取られがちです。

 

 

 

 しかし、たとえ留学中でも、出発前に所得があった場合は、その所得に対して住民税や所得税が課せられます。また、土地などの固定資産を所有している場合は、留学中もその支払いの義務が生じます。

 

 

 

 住民税や所得税に関しては、準確定申告を行い、渡航前に納税してしまう方法があります。しかし、書類が出発までに整わずに準確定申告が間に合わないことも考えられますし、不動産や利子・配当などの所得が留学中に生じる時もあります。このような場合、渡航先から自分自身で確定申告の手続きを行うことはできません。

 

 

 

 その代わり、確定申告の手続きを代行してくれる代理人を立てておく必要があります。この代理人を納税管理人と呼びますが、これには親や兄弟など、身近にいて信頼できる人物にお願いしましょう。固定資産税の支払いも、銀行口座からの引き落とし以外に、管理人に支払いを代行してもらうことができます。

 

 

 

 注意すべき点は、手続きするのは自分が最後に住んでいた地区の税務署であり、管理人の住む地区の税務署ではないということです。このあたりも含めて、管理人になる人にはきちんとお願いしましょう。


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